azianokazeさんの旅行記
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旅行記タイトル:南インド・・・?(カニャークマリ インド大陸最南端の朝日)
旅行期間:2005/04/29〜2005/05/08
旅行記の内容:3日目はインド大陸最南端のカニャークマリへ。
ベンガル湾とアラビア海の波が出会い、正面にはインド洋の波が砕けるこの岬で見る夕陽、朝日が今回の旅のこだわりのひとつでした。
(2年前に登録した旅行記について、画質修正のため写真を再アップロード 2007.7.17)
写真:3日目はインド大陸最南端のカニャークマリへ。
ベンガル湾とアラビア海の波が出会い、正面にはインド洋の波が砕けるこの岬で見る夕陽、朝日が今回の旅のこだわりのひとつでした。
(2年前に登録した旅行記について、画質修正のため写真を再アップロード 2007.7.17)
マドゥライからバスでカニャークマリへ。
先ず、リクシャーにいくつかあるバスターミナルのうち長距離バスのでる郊外のターミナルへ間違いなく行くように交渉。
ターミナルは結構大きくたくさんのバスが発着しています。
目指すカニャークマリ行きのバスが出るあたりへ。
ここまでは前日調べていたので問題なし。
でも、チケット売り場は閉まっています。
「どのバスだろう?」「チケットは?」そこらの人に「カニャークマリへ行きたい」と言うと「あのバスだ」と教えてくれます。
「でも全然時間が違うみたいだし・・・」、「特急とか普通とかあるのだろうか?」「6時間ぐらいかかるらしいが途中トイレ休憩とかあるのだろうか?」とかわからないことだらけですがもうすぐ出る様子なので、とにかく水を買って乗り込みます。
「多分このバスでいいんだろう・・・」いまひとつ確信がないまま朝6時過ぎ出発。
なお、ここらあたりのバスには窓ガラスが全く入っていません。
風通しはとてもよいです。
長時間のバスはトイレが心配であまり好きではないのですが、そんなトラブルもなく順調に進みます。
あと数十分というところで車掌が満員の乗客全員にバスから降りるように指示。
よくわからないまま自分も降りようとすると「お前はそのまま残っていろ」という感じで止められます。
結局他の現地の乗客はそこで後から来たバスに乗り換え、私だけからっぽのバスでカニャークマリに向かいます。
何だったのかよくわかりませんが、多分事情のわからない外国人に説明するのも面倒なので本来は乗換えなければいけないところをそのまま乗せてくれたのでしょう。
配慮に感謝。
そんなこんなで昼頃無事到着。
インド有数の聖地でインド人旅行者の多くあつまる街ですので、土産物屋などが並ぶ観光地の街という雰囲気です。
ホテルは前日マドゥライの旅行社で予約してもらっていた「Samudra」。
岬の先端に近い眺めのよいホテルです。
部屋の窓からヒンドゥーの有名な宗教改革者であるヴィヴェーカーナンダの像と小島にある記念堂が見渡せます。
海に立つヴィヴェーカーナンダの像はかなり大きなものです。
記念堂の小島に渡るフェリー乗場も部屋から見渡せます。
昼食。
南インドの一般的カレー定食みたいな料理「ターリー」です。
金属製の大皿に盛られて出てきます。
「カレー」というのは、マサーラーと呼ばれるスパイスを使用した汁気のある料理の総称で、肉や野菜の材料ごとにいろんなカレーがあります。
北インドのナーンに対し、南インドでは主食は米です。
米もいろんな種類があります。
食べにくいパサパサしたものもありましたが、大体はそんなに違和感はありませんでした。
ひとりで旅行していると教えてくれる人がいませんので、あまり知識の進歩がありません。
結局メニューを見ても(もちろん英語のものですが)料理の種類がわからず最後まで苦労しました。
メニューもないバスターミナル近くの薄暗い食い物屋で手づかみで食べたインド風オムレツが以外においしかったりすることもありましたが、イメージしやすいフライドライス(炒飯)やサンドウィッチなどを食べることも度々ありました。
グルメとは縁遠い味覚音痴のほうですので、正直に言えば帰国して博多駅で食べた立ち食いソバ屋のうどんがとてもおいしく思えました。
昼食を食べていると大雨が降りだしました。
この岬には夕陽、朝日を見にきたのに雨ではどうにもなりません。
旅の疲れもあってホテルの部屋で1?2時間横になっていると、なんとか雨はあがったようです。
岬に出ます。
昼食を食べていると大雨が降りだしました。
この岬には夕陽、朝日を見にきたのに雨ではどうにもなりません。
旅の疲れもあってホテルの部屋で1?2時間横になっていると、なんとか雨はあがったようです。
岬に出ます。
写真の砂地が何かと言うと、これが今回の旅の目的地のひとつでもあります。
岬の最先端、と言うことはインド大陸最南端の地です。
写真右の海はアラビア海、左はベンガル湾、奥はインド洋。
左右の足をアラビア海とベンガル湾の波が濡らし、正面にインド洋の大波が砕けます。
まあ、海に色がついている訳ではありませんので全てはイマジネーションの世界ではありますが。
そんな思いでボーッと立っていると思わず大波がやってきて服を濡らしたりします。
写真の砂地が何かと言うと、これが今回の旅の目的地のひとつでもあります。
岬の最先端、と言うことはインド大陸最南端の地です。
写真右の海はアラビア海、左はベンガル湾、奥はインド洋。
左右の足をアラビア海とベンガル湾の波が濡らし、正面にインド洋の大波が砕けます。
まあ、海に色がついている訳ではありませんので全てはイマジネーションの世界ではありますが。
そんな思いでボーッと立っていると思わず大波がやってきて服を濡らしたりします。
写真の砂地が何かと言うと、これが今回の旅の目的地のひとつでもあります。
岬の最先端、と言うことはインド大陸最南端の地です。
写真右の海はアラビア海、左はベンガル湾、奥はインド洋。
左右の足をアラビア海とベンガル湾の波が濡らし、正面にインド洋の大波が砕けます。
まあ、海に色がついている訳ではありませんので全てはイマジネーションの世界ではありますが。
そんな思いでボーッと立っていると思わず大波がやってきて服を濡らしたりします。
ここはインド人にとって有名な聖地のひとつなのですが、海につかっている人も宗教的沐浴というよりは完全な海水浴という雰囲気で、家族連れの一大行楽地という感じです。
雲に隠れて夕陽は見られませんでしたが、押し寄せる波に大騒ぎしている女性達、子供の手を引いて海に入りながら「大丈夫だよ。
さあ、おいで」なんて言っているようなお父さん、波に身を任せて遊ぶ若者たち、そんな光景を見ていると、民族とか宗教とかを超えた普遍のものを感じました。
しかし、この岬の先のスリランカではタミル人が武装闘争をやっており、アラビア海を北上すれば永年敵対するパキスタンに至ります。
それもまた現実です。
夕暮れのカニャークマリで、岬にあるクマリ・アンマン寺院を参拝し今日の予定を終わります。
岬を少しはずれると、旅行者のざわめきとは別の漁村の風景がひろがります。
左奥の建物がホテル「Samudra」です。
翌日午前6時、岬には朝日を見ようという大勢の人達があつまります。
(思い切りブレた写真でスイマセン)
雲が多い天気でしたが、雲の切れ間から日がのぞきはじめます。
あざやかな朝日がベンガル湾からあがりました。
これもヒンドゥーの神様の配慮でしょうか。
オートリクシャーを使って郊外のポイント数個所をまわります。
先ずはSuchindramにある「Sthanumalayan temple」です。
昨日のクマリ・アンマン寺院もそうですが、このようなヒンドゥー寺院に入るときは男性は上半身裸になります。
そしてなかば自動的に寺の男性が案内人としてつき英語であれこれ説明してくれます。
よく理解できませんが、神様の名前ぐらいはわかるので多少助けになります。
また、薄暗い寺院内で迷子になる心配もありません。
たくさんのヒンドゥーの神様に向き合いますが、これも何かの縁ですので祈ります。
小さなオイルランプの灯明をおそなえしたりもします。
神様を前に祈るとき、その人が何のために生きているのか、その人にとって何が一番大切なのかということが自問されます。
私がヒンドゥーの神様達に何を願ったかは個人情報保護法により秘密です。
案内が終わると案内人に何がしかのお礼をということになります。
神様に祈った後お金でもめても仕方がないので、各お寺で100Rsずつ差し上げました。
このお寺の池はなかなかきれいでした。
これはナガラコイルにある「Nagaraja temple」です。
ヘビ神ナーガを祭ったお寺のようで、あちこちにヘビの装飾、彫像があります。
もちろんここでも上半身は脱ぎます。
南インドに行かれる男性は国辱的なビール腹をさらさないように鍛えておく方がよいかと思います。
これはパドマナーバプラムにある昔の王宮です。
ここはぬぐ必要はありません。
案内人もつきません。
(頼めば案内してくれますが。
)案内板の指示に従ってかなり広い敷地・建物内をぐるぐるまわります。
他の多くの遺跡・寺院と異なるのはこの建物が木造だということです。
どこかネパールの古い王宮を思わせるような建物です。
木彫りの装飾も精緻です。
改めて写真で見ると、なかなかりっぱなものです。
ひさしぶりに木のぬくもりに触れた感じがしてホッとしました。
この王宮は幹線道路からかなり奥に入り込んだところにありました。
オートリクシャーの運転手の姉だか妹だか近くに住んでいてそこに寄っていったせいでしょうか、観光地や都会では見られない、文字どおり“インドの農村”という中を家々の軒をかすめ、畑仕事の脇を抜けて走っていきました。
後で思えばこの10分ほどのドライブがこの旅で一番インドの色がディープな時間だったような気がします。
途中で車を止めてもっとよく見てくればよかったと残念に思っています。
近くのバスターミナルで降ろしてもらい、次の目的地トリヴァンドラムへ向かいます。
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