2泊3日のヨルダン観光 (3) 最終回: 死海、ジェラッシ、アジュルン&アンマン

アンマン旅行記
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ぱぶさんの旅行記

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旅行記タイトル:2泊3日のヨルダン観光 (3) 最終回: 死海、ジェラッシ、アジュルン&アンマン

旅行期間:2006/07/22〜2006/07/24

旅行記の内容:2005年の愛知万博「愛・地球博」のヨルダン会場には死海の水が持ち込まれ、浮遊体験のプールが提供され、大勢の訪問客にとても喜ばれた。
また、死海グッズとして、泥パックや化粧品が日本中にその名を広めた。


死海はその名の通り、極端に塩分・鉱分濃度が高いため、生物(魚類)の全くすめない世界である。
世界で最も低い地点、海抜マイナス400mにあるために水温は暖かく、1年中海水浴客で賑わっている。
塩分濃度が30%近くでほぼ飽和状態にあるため、その水をなめるとショッパイと言うより苦い!また、泳ぐには浮きすぎて、平泳ぎでは足がこげない!したがって、ここでは仰向けに寝た状態に浮き、本でも読むスタイルが良く似合う!!

写真:2005年の愛知万博「愛・地球博」のヨルダン会場には死海の水が持ち込まれ、浮遊体験のプールが提供され、大勢の訪問客にとても喜ばれた。
また、死海グッズとして、泥パックや化粧品が日本中にその名を広めた。


死海はその名の通り、極端に塩分・鉱分濃度が高いため、生物(魚類)の全くすめない世界である。
世界で最も低い地点、海抜マイナス400mにあるために水温は暖かく、1年中海水浴客で賑わっている。
塩分濃度が30%近くでほぼ飽和状態にあるため、その水をなめるとショッパイと言うより苦い!また、泳ぐには浮きすぎて、平泳ぎでは足がこげない!したがって、ここでは仰向けに寝た状態に浮き、本でも読むスタイルが良く似合う!!

10:00にネボ山(モーゼ教会)を出発し、マイナス400mの死海を目指し、下ってゆく。


死海は観光地としてホテル施設が充実している。
泳ぐだけなら公営のアンマン・ビーチもあるが、今回はモーベンピック・ホテルのビーチ、ホテル・レストラン、プール等の施設を利用した。

モーベンピック・ホテルはハワイアンの様な庭造りとアラブ風の石造りの客室と凝った内装のホテルである。

ビーチからの死海の風景。
(向かいはイスラエル)

早速ぱぶさん、死海に浮いて本を読む!

同じく、死海に浮いて本を読む、2!

ビーチにおいてある死海ドロ・パックの壷から皆、ドロをお互いで塗りたくっている。

ビーチの次はホテルのプールの利用。


サメのようにプール外周をグルグル回りしてひと泳ぎの後、プール・サイドでジュースを飲み一休み。

その後、上のホテル・ロビーにあるバーでサーモン・ベーグル サンドウイッチとアメリカン コーヒーで昼食とする。

14:00死海を後にして、ジェラッシに向かう。
途中海抜ゼロ地点を通る。

ゼロ地点の図にあるように、死海は地中海の海面からマイナス400mにある。


(図の左端が地中海で山の上の様なところが水面。
V字カットの様な底が死海を表している。

ここはジェラッシの入り口、ハドリアヌス帝凱旋門。
(紀元129年にハドリアヌス皇帝のジェラッシ訪問記念門である。

ハドリアヌス門を入るとまず、この競馬・戦車競技場がある。
(夏場にはここで折々ローマ軍衣装を着た兵が競技を行う。

ジェラッシ ローマン・シアター(南劇場)全景。
(3000人収容)

ローマ劇場内部(舞台方面)

ローマ劇場内部(客席方面)

フォーラムと呼ばれる、イオニア式列注に囲まれた卵形の広場。

ジェラッシは紀元50?60年頃からのローマ帝国の繁栄に伴い、デカポリスの一つとして人口2万5000人程にも達した。


その後、7世紀ペルシャ軍に征服され8世紀の大地震で崩壊したと言われる。
19世紀にドイツ人旅行者に再発見される。
1925年に修復作業が始まった。


何かイタリア・ポンペイの遺跡のようである。

ジェラッシ ニンフアエウム。
(半神半人の妖精ニンフに捧げられた泉水)

ジェラッシ アルテミス神殿。
(柱頭に美しい装飾を持つ12本の高い大きな柱が林立する女神アルテミスに捧げられた神殿)

美しい列柱通り。
(カルド・マキムス)

この列柱通りの路面下にはきちんとした下水設備が施されている。
また、道には馬車のわだちも残っている。

フォーラムから北門までおよそ600m。
石畳の両側に円柱が続く。

ジェラッシ博物館の展示物の一つ。

ここはアンマン北西70Km(ジェラッシから近い)、1250mの高地にあるアジュルン城。
ヨルダン渓谷を一望する戦略上の防衛線拠点に位置している。

アジュルン城の入り口。

アジュルン城はサラディンの甥が造った十字軍に対抗する城だった。

アジュルンは北に位置していてシリア国境に近く、緑も多いので、ヨルダンの他の土漠風景の地区と大いに違う。

この城からの景色はとても和む。
アジュルンを後にアンマンに戻る。
(アンマンには20:00に到着)

この旅行は英語の話せる運転手つきのレンタ・カーを1日34JDで借りた。
他に3日間走って2回満タンに給油し(35JD)、ペトラ1泊の運転手さんの費用は15JD。


<通常運転手つきの車を借りると:半日観光で40JD、1日観光用に借りると60JDくらいである。
したがって、今回は大変安上がりに旅行できたことになる。

今回2泊3日の旅のマダバ・カラク・アジュルンのコラージュ。

同じく、アムラ・死海・ジェラッシのコラージュ。

あとはアンマン市内の観光スポットの一部をご案内する。


これはアンマン城と言われるヘラクレス神殿(Citadel)跡。
アンマン市内を見渡す小高い丘の上にある。

アンマン城にある考古学博物館。


ここに有名な”死海の書”(Death Sea Scroll)が展示されている。


ちなみにこのスナップの階段左手上にはヘラクレス像の指の部分と言うものが置かれている。

アンマン城の丘からの市内の眺め。


(この画像を拡大すると、アンマンのローマン・シアッターの全体が良く見えるよ!)

アンマン市内のヨルダン大国旗が目立つ。

ダウンタウンのキングフセインモスク。

ダウンタウンのキングフセインモスク。

このシアターは2世紀半ばに建設されたものであるが、現在も折々コンサート等に使用されている。


ヨルダン最大の収容人員6000人のシアターで、左右の階段下には伝統文化博物館とフォークローレ博物館もある。

アンマンから15Km、空港よりに観光客向けのショッピング・センターがある。


ここはカン・ザマンと言われ、ヨルダンの古い建物を改築したファッショナブルなところである。

カン・ザマンには民族衣装を着て写真を撮れるスタジオやレストランもある高級みやげ物(各種工芸・手芸品)を販売する店なのである。


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