さすらいおじさんさんの旅行記
テーマ:歴史・文化・芸術
旅行記タイトル:欧州・バックパッカーの旅【54】 イスラエル・エルサレムの新市街を歩く
旅行期間:2006/11/01〜2006/11/01
旅行記の内容:エルサレム新市街の目玉はイスラエル博物館だ。
ヤッフォ門からバスで行こうと思っていたのだが、直通バスが無いのでタクシー6米ドル・720円で行った。
入場料は42シェケル・1260円。
最初に行った死海写本館には1947年に死海西北のクムランで発見された世界最古のヘブライ語で筆写されたユダヤ教聖典写本が所蔵されている。
20世紀最大の発見と言われるユダヤ教聖典写本は紀元前2世紀から起源1世紀にかけて筆写されたものだそうだ。
写本が入っていた壷のふたの形の建物に厳重に保管されていた。
写真撮影も禁止。
ヨルダン・アンマンの国立考古学博物館にも死海写本の一部が展示されていたが、こちらは写真も自由だった。
イスラエルとヨルダンの間で聖典の所有権をめぐって今も水面下の争いがあるそうだ。
彫刻庭園はイサム・ノグチのデザインでピカソ、ヘンリー・ムーアなどの彫刻もあり良く手入れされている。
イスラエル博物館は国の顔と言える博物館で考古学部門や美術部門なども見所は多い。
新市街には国会議事堂やモダンな建物もありイスラエル博物館の高台から良く見える。
11月2日は早朝7:05発の飛行機でキプロス・ラルナカに向かったが、出国審査が厳しく午前4時には審査を受けなければならないと聞いていた。
入国審査の厳しさを考えれば、旅行者の都合などお構いなしのイスラエル、出国審査で問題があれば足止めされることも考えられる。
已む無く11月1日の夜に審査を受けて、翌朝の飛行機を待つことにした。
19時にバスで空港に着くと入り口手前で、30人ほどのイスラエル人は素通りしているのに、私だけが検査官に呼び止められた。
バッグの中、身に付けた持ち物すべてを出されたうえ、入国目的、滞在場所、滞在期間、などの質問を受けた。
ホステルの領収書、博物館の入場券、ヴィア・ドロローサの資料、スケジュール表、帰国チケットなどで説明するとようやく入り口を通してくれて荷物審査の場所に連れて行き、今度は3人の係官がかわるがわる同じような質問を繰り返しする。
次に荷物をくまなく調べたうえでX線検査装置を通し、また別の係官が同様の質問をする。
最後に責任者らしい係官が来てようやく検査完了のラベルをパスポートと荷物に貼ってくれた。
5人の係官が2時間がかりでの取り調べだ。
これだけ厳しい審査は初めてだった。
大きなリュックサックはアテネのホステルに預けて来ているので荷物は少ないのに2時間もかける。
大きな荷物を持って来ていたらどれだけ時間がかかったのだろうと思った。
あとで解ったのだが、10月31日から3日間のガザ地区での戦闘で20人以上の死者を出していた。
戦闘状態の国に入国しているのだから、バックパッカーで一人旅の外国人のチェックが厳しいのも当然かもしれないし、スパイ容疑もかけられずに無事出国できて良かった。
入出国は大変だったが長年訪問したかったエルサレムの3日間は充実していた。
11月2日、7:05キプロス航空機で出国し、キプロスのラルナカに8:00に着いた。
(イスラエルの費用)
宿泊費;25シェケル・750円x2=1500円
移動費;アテネ?ラルナカ?テルアビブ往復62500円、テルアビブ空港?バスステーション往復40シェケル・1200円、バスセンター?ヤッフォ11シェケル・330円、ダマスカス門?ベツレヘム往復7シェケル・210円、ベツレヘムのタクシー20シェケル・600円、ヤッフォ?博物館タクシー6米ドル・720円、博物館?バスセンター5.5シェケル・170円 計65730円
食費;3050円
観光費;ホロコースト博物館10シェケル・300円、イスラエル博物館42シェケル・1260円、鶏鳴教会7シェケル・210円、計1770円
雑費;2630円
合計;74650円
(写真は死海写本館)
写真:エルサレム新市街の目玉はイスラエル博物館だ。
ヤッフォ門からバスで行こうと思っていたのだが、直通バスが無いのでタクシー6米ドル・720円で行った。
入場料は42シェケル・1260円。
最初に行った死海写本館には1947年に死海西北のクムランで発見された世界最古のヘブライ語で筆写されたユダヤ教聖典写本が所蔵されている。
20世紀最大の発見と言われるユダヤ教聖典写本は紀元前2世紀から起源1世紀にかけて筆写されたものだそうだ。
写本が入っていた壷のふたの形の建物に厳重に保管されていた。
写真撮影も禁止。
ヨルダン・アンマンの国立考古学博物館にも死海写本の一部が展示されていたが、こちらは写真も自由だった。
イスラエルとヨルダンの間で聖典の所有権をめぐって今も水面下の争いがあるそうだ。
彫刻庭園はイサム・ノグチのデザインでピカソ、ヘンリー・ムーアなどの彫刻もあり良く手入れされている。
イスラエル博物館は国の顔と言える博物館で考古学部門や美術部門なども見所は多い。
新市街には国会議事堂やモダンな建物もありイスラエル博物館の高台から良く見える。
11月2日は早朝7:05発の飛行機でキプロス・ラルナカに向かったが、出国審査が厳しく午前4時には審査を受けなければならないと聞いていた。
入国審査の厳しさを考えれば、旅行者の都合などお構いなしのイスラエル、出国審査で問題があれば足止めされることも考えられる。
已む無く11月1日の夜に審査を受けて、翌朝の飛行機を待つことにした。
19時にバスで空港に着くと入り口手前で、30人ほどのイスラエル人は素通りしているのに、私だけが検査官に呼び止められた。
バッグの中、身に付けた持ち物すべてを出されたうえ、入国目的、滞在場所、滞在期間、などの質問を受けた。
ホステルの領収書、博物館の入場券、ヴィア・ドロローサの資料、スケジュール表、帰国チケットなどで説明するとようやく入り口を通してくれて荷物審査の場所に連れて行き、今度は3人の係官がかわるがわる同じような質問を繰り返しする。
次に荷物をくまなく調べたうえでX線検査装置を通し、また別の係官が同様の質問をする。
最後に責任者らしい係官が来てようやく検査完了のラベルをパスポートと荷物に貼ってくれた。
5人の係官が2時間がかりでの取り調べだ。
これだけ厳しい審査は初めてだった。
大きなリュックサックはアテネのホステルに預けて来ているので荷物は少ないのに2時間もかける。
大きな荷物を持って来ていたらどれだけ時間がかかったのだろうと思った。
あとで解ったのだが、10月31日から3日間のガザ地区での戦闘で20人以上の死者を出していた。
戦闘状態の国に入国しているのだから、バックパッカーで一人旅の外国人のチェックが厳しいのも当然かもしれないし、スパイ容疑もかけられずに無事出国できて良かった。
入出国は大変だったが長年訪問したかったエルサレムの3日間は充実していた。
11月2日、7:05キプロス航空機で出国し、キプロスのラルナカに8:00に着いた。
(イスラエルの費用)
宿泊費;25シェケル・750円x2=1500円
移動費;アテネ?ラルナカ?テルアビブ往復62500円、テルアビブ空港?バスステーション往復40シェケル・1200円、バスセンター?ヤッフォ11シェケル・330円、ダマスカス門?ベツレヘム往復7シェケル・210円、ベツレヘムのタクシー20シェケル・600円、ヤッフォ?博物館タクシー6米ドル・720円、博物館?バスセンター5.5シェケル・170円 計65730円
食費;3050円
観光費;ホロコースト博物館10シェケル・300円、イスラエル博物館42シェケル・1260円、鶏鳴教会7シェケル・210円、計1770円
雑費;2630円
合計;74650円
(写真は死海写本館)
新市街の光景。
新市街のイェミン・モシェーの風車。
新市街の総合庁舎。
イスラエル博物館の展示絵画。
イスラエル博物館の展示品。
イスラエル博物館の日本コーナー。
イスラエル博物館の展示絵画。
イスラエル博物館の展示絵画。
イスラエル博物館から見る新市街。
新市街の光景。
イスラエル博物館から見る国会議事堂。
死海写本館。
写本が入っていた壷のふたの形をしている。
古代エルサレムの模型。
彫刻庭園のピカソの彫刻。
彫刻庭園のヘンリー・ムーアの彫刻。
イサム・ノグチがデザインした彫刻庭園。
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